今回はグローバル婚活にちなんで、外資系企業でうまくやる方法について書いてみた。
ただし、グローバル婚活している人が皆、外資系企業に勤めているわけではないので勘違いしないように。
なぜこんなことを書いたかというと、私が外資系企業出身者だから。合計24年も勤務した。そこでいろいろな人間模様を見てきた。本当はそれを伝えたいのだが、それはまたの機会に。
今外資系企業で働いている人や、これから外資系企業で働いてみたいという人の参考になれば幸いである。
1.外資系企業で働く目的は?
まず大事なのは、外資系企業で働く目的は何か、しっかり自覚しておくこと。あるいは決めておくこと。
・高い給料がほしいため。
・キャリア構築のため。
・将来独立起業するためのリサーチ、勉強、開業資金を貯めるため。
・世界でビジネスマンとして通用するかどうか勝負するため。
・単純に会社で責任のあるポジションにつくため。
・外資系企業で次々転職しながら生き残っていくため
私が考えただけでもざっとこれだけある。複数の組み合わせの場合もあるだろう。
何事もそうだが目的が決まらないと、それをどう達成するのかという戦略も決まらない。
2.目的にそった戦略を構築する
目的にそって戦略をたてる。ようはどうやって目的を実現するのかを考えることだ。
たとえば以下のように。
高い給料がほしい
ハイサラリーの会社を探す。業界によってかなり差があるが、日本の会社に比べれば明確に提示されているので探しやすい。まずはエグゼクティブサーチとよばれるヘッドハンター会社に登録する。そこでうまくいかなければふつうの人材紹介会社に登録する。もちろん自分で探して応募するのも基本。入社するためにレジュメやジョブ・ディスクリプションは盛りまくって書いたほうがいい。勝負はジョブインタビューだから書類審査で落とされていたら勝負にならない。
キャリア構築のため
そのためにはキャリアプランをつくらないと先に進めない。たとえばセールス職ならスキルアップしてグループ、エリア、支社全体のトップセールスをめざす。つぎにマネジメントスキルを習得してグループのセールスマネージャーになる。その先はエリアあるいは日本全体を統括するセールスディレクター(部長レベル)になる。もっと詳細につくりこまなければいけないが骨子はこんなもんでよい。ようは、自分がつくったキャリアプランを実行できそうな会社や業界を探す、ということ。
将来独立起業するためのリサーチ、勉強、開業資金を貯めるため
起業する業種や業界、分野が決まっていれば簡単。外資系で日本で一番シェアをもっている会社を選べば良い。採用条件面は気にしない。だってリサーチのためだから。開業資金を貯めることも兼ねているので、できればハイサラリーの方が良いが優先順位は下がる。開業資金は貯めなくても開業できる方法がたくさんある。
世界でビジネスマンとして通用するかどうか勝負する
これはガチンコ勝負。自分が勝負したい分野、それが医療機器業界であれば、世界シェアの低いところで勝負し、自分の力でシェアをアップさせるくらいの気概が必要。どこで勝負するのか。セールススキルか、製品開発スキルか、ビジネススキルか、マネジメントスキルか、イノベーションスキルか、マーケティングスキルか、ファイナンススキルか、まずどれかにフォーカスして勝負する土俵に立たなくてはいけない。自分の力を試させてくれる会社とそのポジションにつくにはどうすればよいか、知恵を絞る。そのための方法を考える。
責任のあるポジションについて仕事をするため
外資系企業のほうが日本企業よりも上には行きやすい。年功序列的な配慮はないし、能力主義なので上に認められれば上がれる。ポイントは「上に認められれば」というところ。つまり上に気に入られる人間関係構築力が必要だということ。実力主義なのに?と思うかもしれないが、それが人間の本性であり外資も日本企業も、外人も日本人も同じ。
外資系企業で次々転職しながら生き残っていくため
これは、結果的にこのようになってしまうのが実情。外資に入る。そこそこ実績をあげる。突然クビになるか会社に居づらくなる。そこに良い条件で転職の話がくる。あるいは自分で探す。同じ業界の別の会社に転職する。以下、前の繰り返し。典型的なのが私がいた医療業界。とくに製薬の業界はひどかった。なぜなら業界未経験者はなかなか入ってこられないので経験者は圧倒的に有利なのだ。
3.必要なスキル
上記のような戦略が決まれば、それにあったスキルを習得するべし。そもそも、そういったスキルがあるからこのような戦略をたてるのだ、ともいえるのだが。
まだスキルないです、でも外資にいきたい!という人は、次のようなスキルをうわっつらでも「もってます」とジョブインタビューで言えるようにしておくとよい。
英語力
言わずもがな。外資系なんだから。コツはビジネスに使う英単語と業界の専門用語の英単語、おそらく全部で数百語くらいだから丸暗記すること。暗記できたら構文の基礎となる文法を復習し、アタマにうかんだ内容を即座に英語で話す練習をすること。現在・過去・未来の時制も大事。ヒアリングは一朝一夕では身につかないので毎日たくさん英語を浴びるように聴く。半年もあればビジネスで通用する英語力はつく。別に海外にいく必要はない。
MBA理論
役に立つ、立たないはおいといて、ひと通りアタマに入れておく。だってあなたのボスになる外人はMBAホルダーなのだから。それを知ってないと、野球のルールを知らないで野球するようなもの。とくに自分が関連する分野のMBAセオリーは必須。たとえばマーケティングならコトラー博士の理論とか。ただし今からMBAとるのは時間のムダ。自学自習で十分。
インターパーソナルスキル(人間関係構築力)
これはもっとも重要なスキル。外資系企業でなくても必要。一生役に立つスキルなので習得しておいて損はない。どうやって身につけるか。それは「相手は何が言いたいのか、何をしてほしいのか」しっかり理解して、そのための行動をおこすこと。言うは易く行うは難し。日々実践。人の言うことを、自分の観念や雑念や次に何を言おうなどと考えずに、そのまま受け取れるようになれば80%マスターしたようなもの。
最後に、こういった外資系企業で(も)通用するビジネススキルについて書かれた本を紹介しておく。これを読んで「サラリーマン」ではなく真の「ビジネスマン」をめざしてほしい。
最強の働き方 世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓
ムーギー・キム (著)
あなたも外資系企業で働くことになれば、海外駐在員として海外に赴任することも十分ありえる。
20代、30代の人生の大切な時間を仕事中心で終わらせないためにも、海外に赴任する前にぜひパートナーをみつけることを考えてほしい。
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