19年間勤めていた会社を辞めた後のこと

『パーソナルブランディング』 ピーター・モントヤ 著 本田直之 訳

19年間勤めていた会社を辞めました。

新卒で入社し、19年間勤めていた会社を辞めたのは今から17年前のことです。

会社を辞めた直後、半年ほどは働く気力が湧かず、フラフラしていました。

そんなある日、地元の叔母から突然電話がかかってきました。
母親が緊急入院し、今日手術することになったからすぐに帰ってこい。

腸に穴があき、敗血症の恐れもあり、
すぐに手術をしなければ危うい状態だったのです。
穴があいた原因は大腸がんでした。

それから約2ヵ月の長期入院。
会社に勤めていれば、絶対にできなかったと思うのですが、
すぐに実家に帰り、母の看病をすることができました。

一時は生死を争うような状態でしたが、その後の回復力はすばらしく、
退院して自宅で療養できるようになった頃、
これからは働けなくなった母の分まで稼がなくてはいけない、
そんな切羽詰まった状況に追い込まれることで、
やっと仕事をする気力がわいてきました。

母は一人で居酒屋をやっていました。
小さな店ですから一人で十分だったのです。
よい常連さんがいてくれたおかげで、
母一人が食べていくくらいの収入はありました。

母は仕事を続けたかったようですが、
さすがに身体の負担が大きいということであきらめ、
その分私が稼いで母を食べさせようと思ったわけです。

親は子供に対してとんでもない金額の投資をしています。

私も大学卒業するまで、
しっかり親の全面的サポートを受けて、
生きていくことができました。

その恩を、微々たるものですが、少しでも返していこう。

さて、何をやろうか。

何で稼ごうか。

そんな時に出会った本が、
「パーソナルブランディング」
です。

著者はピーター・モントヤという全米ナンバーワンの
パーソナルブランディングコンサルタント。

本書にはパーソナルブランディングの方法論について
1から10まで詳しく書かれています。

モントヤ氏は次のように書いています。

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あなたのパーソナルブランドは
強力、明晰かつ前向きな人物像であり、
人々があなたのことを考えるたびに心に浮かぶものである。

それは以下の3つのことを人々に伝えることによって
このことが実行される。

1)あなたは誰なのか

2)あなたは何をしているのか

3)あなたが他人と違うところ、
あるいはターゲットとするマーケットに対して
どんな価値を提供するのか

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皆さんの価値を仕事相手に向けて
強力に伝達することを意識的に行えば、
どんな結果がもたらされるでしょうか。

婚活の場であっても
パーソナルブランディングを意識して行えば、
創り出したい未来を創造できるのではないかと思います。

母は手術の3年後に亡くなりました。
母を看病した日々は、今でも昨日のように思い出されます。

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